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大学寮のゲイのルームメイトのセックスを隠し撮り、被害者は自殺

2010年10月01日 23:50

Tyler Clementi

 昨晩就寝前にこのニュースのヘッドラインが目に入ってきて、それからしばらく関連記事を読み漁り、ニュース動画や同性愛者の若者向けのキャンペーン「It Gets Better」のメッセージをいくつかを見た後ベッドに入りました。気持ちが乱れて、なかなか寝付けなかったです。日本語でもAFPで記事が出ていますので、引用・リンクします。

同級生の同性愛ラブシーンを隠し撮りネット中継、被害者自殺 米大学
2010年10月01日 12:11 発信地:ニューヨーク/米国

【10月1日 AFP】米ニュージャージー(New Jersey)州ラトガース大学(Rutgers University)の学生2人が、同性愛者の同級生のラブシーンを隠し撮りしてネット中継し、被害者が自殺する事件が起きた。2人はプライバシー侵害の容疑で逮捕・訴追されたという。同大が学長名による声明で明らかにした。

 同大によると、被害に遭ったのはバイオリンの名手として知られていた同大1年生のタイラー・クレメンチ(Tyler Clementi)さん(18)。米メディア報道によれば、クレメンチさんは前月19日、自室で恋人の男性とキスしているところを、ルームメートのダルン・ラビ(Dharun Ravi)容疑者に隠し撮りされた。その映像はネット上で生中継されたほか、インスタントメッセンジャー・サービス「iChat」で共有された。

 ラビ容疑者は、ツイッター(Twitter)上にも、2人のラブシーンの模様を書き込んでいたとされる。米紙ニューヨーク・ポスト(New York Post)によると、ツイッターの書き込みには「ルームメイトが夜、しばらく部屋を出てくれと言ってきた。モリーの部屋に行ってウェブカメラを付けた。男といちゃいちゃしてやがったぜ」などと書かれていたという。

 3日後の22日、クレメンチさんはフェースブック(Facebook)上に「橋から飛び降りる、ごめんね」と書き残し、同日夜にニューヨーク(New York)とニュージャージー州を結ぶジョージ・ワシントン橋(George Washington Bridge)から飛び降り自殺した。

 この事件で、ラビ容疑者とモリー・ウェイ(Molly Wei)容疑者は逮捕された。

 米国では、いじめに最新IT機器やソーシャルネットワーク・サービス(SNS)が利用される例が急増しており、とくに同性愛者の若者らが標的となっている。若者に対するいじめの防止を訴える米団体NVEEEのサンダース(Jowharah Sander)会長によると、同性愛ハラスメントに関連した全米の10代の自殺件数は、前月だけで、今回のものも含めて少なくとも4件発生している。(c)AFP/Sebastian Smith ソース記事 >>



 逮捕された2人、そして被害者も3人とも18歳。
 子供と大人の狭間…か。
 9月にこの大学に入学したばかり。
 入学して1ヵ月も経たないうちに我が子をこんな形で亡くすなんて、ご遺族のことを思うとやりきれません。

 そして自ら命を絶つまでに追い込まれたテイラーくん。
 辛かったね。
 「いじめは許せないけれど、自殺なんて」
 と、宗教論を持ち出して彼の自殺を批難する声もあるようだけれど、生きているうちに彼の耳に届かなきゃ、何を言っても「たられば」論理にしか過ぎないじゃない。
 彼のFacebookでの最後のことば

Jumping off the gw bridge sorry


 「可哀想に、かわいそうに」しか出てきませんでした。

 ゲイの若者が集うオンラインフォーラムではテイラーくんと思われる人物が、今回の事件に酷似することを相談する投稿をしていたそうです。大学側に通報するかしないかで悩んでいた際、ルームメイトからの「仕返し」を恐れていたことなど、怒りと悲しみを切実に。

 「悪ふざけの度が過ぎた」で片づけてはあまりに彼が気の毒です。
 大人と子供の狭間…と書いたけれど、善悪の区別がつかないわけがないでしょう。
 むしろ「良くないこと」だとわかっているからこその行動。
 「ゲイのルームメイトをからかう」ことが"Cool!"だと思ったってことでしょう。
 加害者は2度に渡って隠し撮りし、2度目には犯行前にTwitterで"犯行予告"までします。
 注目を浴び、ポピュラーになりたいだけの悪事。情けない。
 
 大学寮の中では既に大きなゴシップとなり、多くの学生の耳に入っていたと聞きます。
 家族や友達には、ひょっとするとカミングアウトしていなかったのかもしれない。
 ゲイであることがばれる恐怖。
 プライバシーを犯され、一番見られたくない姿を不特定多数の人間に暴露される屈辱。
 「大人しい性格の子だったけれど、人に優しく、才能あるバイオリニストだった」
 という18歳の男の子がたったひとりで打破するには、彼が置かれたこの状況は辛すぎたんでしょう。
 自ら命を絶つ前には、意を決して大学に報告したようだけれど、彼がどんな対応を受けたのか是非知りたいです。
 これで大学側が真摯に対応していなかったとしたら、彼、どこでなら救われたというんだろう。
 どうやったらこの生き地獄で暮らしていけたというんでしょう。

 加害者の2人を擁護するコメントも。
 高校時代の同級生はこう言ってるみたいです。
 「彼はそんなことをする人間じゃない。ホモフォビアでもない。ゲイの友達もいる」
 また始まった。はいはいはい。
 同じ大学に通う女子学生は
 「隠し撮りされたときに一緒に居たのが女性だったらこんなことにはならなかった」
 だと。そしてこう続けます。
 
 「そうだったらネット上に流されることはなかっただろう」
 「彼のプライバシーも守られていたはず」
 「彼もきっとまだ生きる道が残されていた」


 アホか、この女。21になるまでどんな教育を受けてきたんだよ。
 「彼がゲイだったからこうなった。ストレートだったら救われたのにね」
 と結論づけてどうすんだ。

 彼のルームメイトで主犯の男、動画をネット上に流す場に彼と一緒に居た女は、プライバシー侵害の罪で5年の求刑が下る可能性があるほか、動画をネット上に流したという証拠が揃えば(致死罪として??)求刑は5年から10年までとさらに重くなることも考えられる、と報道されています。
 ひょっとすると、収監はされないかもしれない。
 けれど、同級生を死に追いやったのは紛れもない事実。
 彼らが思い描いていた未来も大きく狂ったでしょうね。
 テイラーくんが味わった苦しみを背負ってこの2人、生きていくわけですね。

 昨晩からため息ばっかりだよ。悲しい。

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ヘイトクライムをブログで告白した役者

2010年09月13日 23:57

 …で、"格闘家"でもあるみたいです。
 格闘技って普段見ないから全然わからないけれど、こういう光景ってよく見られるんでしょうか。



 役者で格闘家の瓜田純士が自身の公式ブログで、吉野家で食事中のゲイと思われる男性客(カップル)へ暴力的言動を行ったと告白し、Twitterなどで批判の声が強まっています。この役者のブログでの告白を引用します。

目の前にうるせぇゲイのカップルがなんだか食べながらホモトークみたいのしてたからさ
スゲェ頭来て 丼投げつけて さらに水ぶっかけて叫んだら店員は110番しようとしてっからさ
店員の襟掴んで
「落ち着けよコノヤロウ」
とかやってる辺りで
・・何を怒ってんだ?俺・・
みたいになって
会計してホモに一発ビンタ入れて今し方出てきたけどさ
完全にカメラに映ってるから
暴行 傷害 脅迫三点盛りだよね
ノンフィクションだからね
昼からパクられる事も想定したら大した事なさ過ぎるから
もはやブログに記すよね
昼からゲイはないよマジ
なんかさ
生理的に受け付けない奴が目の前で飯喰ってるとか
罰ゲームじゃない?

吉野家地獄絵図瓜田純士オフィシャルブログ



 このエントリー後も彼の「正論」を持って今回の騒動について開き直りとも思えるエントリーを続々と更新しているようです。

 自分なりのルールや理論を持っているんでしょうが、その国にはその国のルールがあるわけで、それに背く行為に及んだ場合は、然るべき処罰を受けるべき。
 被害届なしでも立件は出来るんでしょうか。
 この役者がブログで書いたことが本当だというのなら、ヘイトクライム以外のなにものでもないはずです。

 「被害届なしでも」と書いたのには理由があります。
 人種、民族、宗教、そして性的志向など、様々な形のヘイトクライムが存在しますが、同性愛者が被害者となった場合、周囲に自分の身元と同性愛者であることが知られることを恐れて告訴ををためらうことも多々あると聞きます。つまり「泣き寝入り」ですよね。危害を加える側もそういう事情を知って暴力行為に及ぶことも考えられます。

 けれど、このような事件を野放しにしておくのは問題です。
 この役者の仕事依頼などの窓口やマネージメントを務める会社からの声明はなし。
 また「公式ブログ」を置くブログサービス会社アメーバも(ひょっとすると調査などの理由が絡んでいるのかもしれませんが)、この問題となっている記事をそのままにしています。

 「売名行為を目的に記事をエントリーしたんじゃ」
 という声も聞かれますが、だとすれば、やり方を間違えたんじゃないかと思います。
 アウトローな役者を自称しているとしても、どんな役者であるかの前に、役を演じることで生計を立てている身であることをもっと自覚して欲しい。
 「アウトロー的」であるのと実際にアウトローであるのは全く違います。
 今後どんな展開が見られるのか、注視していきたいと思います。

 「フツーに生きてるGAYの日常」さまのこちらのエントリー「みやきち日記」さまのこちらのエントリーに詳細が記されていますので、TBさせていただきました。


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車は失っても・・・

2010年09月12日 12:00

Stephanie Rice

 北京五輪競泳金メダリストのStephanie Rice(ステファニー・ライス)。
 Twitterでの同性愛者差別を意味する失言が元でスポンサーを失ったとか。

世界の雑記帳:豪競泳金メダリスト、不適切な「つぶやき」でスポンサー失う
 9月7日、オーストラリアの競泳金メダリスト、ステファニー・ライスが不適切な「つぶやき」でスポンサーを失ったことが明らかに。ローマで昨年8月撮影(2010年 ロイター/Wolfgang Rattay) [シドニー 7日 ロイター] 北京五輪で3冠に輝いたオーストラリアの女子競泳選手ステファニー・ライス(22)が、ツイッターで同性愛者差別を意味するつぶやきを投稿したことが原因で、高級車メーカーのジャガーをスポンサーから失った。

 ライスは4日夜、ラグビーのオーストラリア代表が南アフリカ代表に勝利したのを受け、問題のつぶやきをツイッターに投稿。その後、不適切発言を謝罪した上で、この投稿を削除した。

 ライスは自身のブログで、「興奮のあまりツイッターに投稿した。感情を害する意図はなく、謝罪したい」とコメント。

 しかし、ジャガー豪州法人は6日遅くに声明を出し、ライスのスポンサーから撤退したと発表。「2010年の初めからブランド大使だったステファニー・ライスとの関係を打ち切った」と明らかにした。

 同社の広報はスポンサー契約の詳しい内容を明らかにしていないが、現地メディアは、ライスがブランド大使に任命されてから乗っている10万豪ドル(約770万円)相当の新型ジャガーを手放すことになると報じている。

 毎日の記事へ >>


 ジャガー以外にもスポンサーを持っているステファニー・ライス。
 そのひとつの某下着会社は、彼女との契約を続行すると表明したみたいです。
 
 「車は持ってかれても、パンツまでは・・・」

 ってとこでしょうか。

 問題となったTweetは削除したとのことですが、RTでどんどん広まっちゃったんですね。
 批判コメントを受け、記事中にもあったように
 「感情を害する意図はなく、謝罪したい」
 と、ライスは釈明のTweetをしました。

 「そこまで騒ぎ立てなくても。謝罪してるんだし・・・」

 という声もあるかもしれません。
 実際その謝罪が受け入れられないってことはないと思います。
 
 ただ、「感情を害する意図はなかった」とは言っても、発言した時点で「Ouch!!」ですよ。
 問題となったTweetで彼女が発言した「Faggot(オ×マ野郎)」に感情を害する意味がなかったと言うのなら、じゃあ一体他にどんな意味があるというんでしょう。
 「感情を害する意図じゃなかった」と言い訳するより、自分の無知さを認めるほうが潔かったんじゃないかな、と思います。
 
 その後も彼女はある公式の場で
 「私はホモフォビックじゃない。ゲイの友人もたくさんいるし」
 と語ったようですが、これもよく聞かれる苦しい言い訳。
 これがアフリカンを蔑む表現を含んだ人種差別的な失言だったら
 「私はレイシストじゃない。黒人の友人もたくさんいるし」
 というような釈明は通用しなかったはずです。

 五輪チャンピオンという有名人であることのプレッシャーは大きいでしょう。
 それをときに気の毒に思うこともあるけれど、影響力がある人間であることは常に自覚していて欲しいなと思います。
 ヒーローたちのことばを子どもたちは確信を持って吸収し、将来「意図せずに」人を傷つけることになるのです。


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◆追記
 「みやきち日記」さまがこちらエントリーで詳しく説明されています(TBさせていただきました)。

「同性婚を禁じるのは違憲」-Prop 8の有効性をくつがえす(CA州)

2010年08月05日 08:24

 カリフォルニア州における「同性間の結婚を違法とみなす法律」の違憲性を問う裁判。
 2008年11月の住民投票による同性婚禁止法案の可決、そしてこの住民投票の結果を有効とした2009年5月の州最高裁の判断をくつがえし、
 「同性婚を禁じるのは違憲」
 との判決が今日下されました。

Backers of same-sex marriage in California immediately cheered a federal judge's decision to invalidate Prop. 8.

 今ニュースを読み漁っているところです。

 LA Timesの記事はこちら >>
 CNNの記事は… >>
 guardian.co.ukの記事も >>

 同性婚反対側(=Proposition 8賛成側)のアピールが予想されます。
 実際に同性婚の「再開」がいつになるのかも、今の時点では明らかになっていないようす。
 しかし、一歩前進ですね。
 連邦裁判所に控訴したこと自体がリスキーだったことを考えると、今日の判決はとても大きな意味を持つものだと思います。


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Slowly, but surely...

2010年07月19日 09:03

EuroPride 2010 in Warsaw

 2010年のLGBTの祭典「EuroPride (ユーロプライド)」は17日、ポーランドのワルシャワで行われました。

 The New York Timesの記事へ >>

 昨年はスイス・チューリッヒで5万人が参加したこの祭典。
 今年はワルシャワで約8000人が参加して行われました。

 旧共産圏の国では初の開催となった今年のユーロプライド。
 同性愛者への差別・偏見が他のヨーロッパ諸国より強いと言われる国での開催ゆえ、パレードに参加する人たちへ罵声を浴びせたり、卵を投げつけたりするなどの過激な反対行動も見られ、約2000人の警官が出動し非常事態に備えていたとのこと。

 ポーランドはカトリック人口が圧倒的に多いと言われます。
 加えて「旧共産圏の国」という側面。
 「アムステルダムなどの西側の大都市とポーランドとでは、同性愛者を取り巻く環境は大きく異なる」
 多くの同性愛者は未だ、自らが拒絶されることに怯え続けている、と書かれています。

 この祭典に参加することは、自らの存在のため。
 そして、LGBTの未来のため。
 「同性愛者だと知られたら仕事をクビになるかもしれない」
 などと、日々不安を抱えている人たちが、少しでも安心出来る社会で暮らせることを願います。
 そして、変化のスピードはどんなにゆっくりでも、社会は確実に良いほうへ向かっていると信じたいですね。

 来年2011年のユーロプライドはイタリア・ローマで行われます。


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Don't Cry! Let's Celebrate Argentina!

2010年07月16日 07:57

 アルゼンチンの上院で、同性婚を認める法案が可決されました。
 国の法律で同性婚を認めるのは、中南米諸国ではアルゼンチンが最初の国となります。

 産経新聞の記事へ >>

Madonna_dont_cry_for_me_argentina1.jpg

 「泣かないで!」とマドンナ演じるエビータは熱唱しました。
 けれど今日はこれに「祝いましょう!」と加えたいところ。

 「結婚に準ずる制度」と定義されるシビル・パートナーシップを超えた「婚姻」の認可。
 同性婚の合法化にとって、カトリックは大きく立ちはだかる壁だと言われます。
 敬虔なカトリックが多いアルゼンチンでの成立は、とても価値あるものですね。

 同性婚を認めた国はアルゼンチンが新たに加わり10カ国となりました。

同性婚
 BBCの記事へ >>


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同性婚、中南米初の合法化 アルゼンチン上院が可決
2010.7.16 00:21

南米アルゼンチンの上院は15日、同性婚を認める法案を可決、法案は成立した。保守的なカトリックの影響が強い中南米諸国で、国が法律で同性婚を規定したのは初めて。今後、相続や養子縁組の権利など、異性婚と同等の権利が認められるという。ロイター通信などが報じた。

 法案は女性のフェルナンデス大統領と、夫で前大統領のキルチネル下院議員が推進。下院は5月に可決していた。

 AP通信によると、カトリック教会などは法案に反発。抗議する約6万人のデモ隊が国会周辺を取り囲んだ。

 中南米ではウルグアイなどで同性愛者同士の事実上の婚姻である「シビル・ユニオン(合同生活)」が認められている。メキシコ市では昨年末、同性婚を合法化する改正民法などを公布、今年3月に施行された。(共同)




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